レーシックは手術と言いましても入院をする必要は無く、日帰りで全てを終わらせることが出来ます。
術時間も10分前後と大変短く、個人差はありますが翌日には視力が回復してきます。 レーシックに人気が集中し始めてきた現在、それを逆手にとった悪質なレーシッククリニックが出てきています。
成功事例を多く公開し、実は全てが偽りで経験がほとんど無いような医師が手術をしていることもあるので注意が必要です。
レーシックというのは、「Laser Assisted in-Situ Keratomileusis」の略であり、世間的に次第に広まってきています。
エキシマレーザー装置を使い、目の表面の角膜の一部を削っていき、角膜を調整させ視力回復を実現させていきます。
現在におきましてはレーシック手術が一般的に実施されているアメリカでは年間100万人以上の患者さんがレーシックを受けています。
この数字というのはアメリカで近視になっている人の約一割であり、非常に関心のある手術と言えるでしょう。
<レーシックガイド>日帰りで出来るレーシック手術ブログ:23-1-04
おととい、2ヶ月振りに母が帰ってきた。
「お父さんの還暦祝いをするんだけど、来てくれる?」
お父さんの勤務地が変わって、
母はお父さんと難波へ行ってしまった。
そして、母はときどき一人で難波に帰ってくるのだ。
母が戻る日…
僕は仕事で休めなそうにないから無理だと言うと、
母は寂しそうな顔で家を出ていった。
僕は家で一人ぼっちになると、
母には悪いことをしたなぁ…と後悔した。
沈んだ気分を吹き飛ばしたくて
僕はテレビをつけた。
司会者とゲストが楽しそうにおしゃべりしている。
その遣り取りで、
僕はゲストが司会者から電報を受け取っているのが気になった。
「そういえば、電報という手があるな!」
お父さんの還暦祝いに、
僕は真っ赤な鳳凰が羽ばたいているデザインのカードを選んで、
メッセージを添えて贈ることにした。
お父さんの還暦祝いが行われた翌日、
母から電話がかかってきた。
母の声はいつもより弾んでいた。
「ありがとう。電報届いたよ。
感情をあまり出さないお父さんの久しぶりの笑顔が見れたわ」
「お父さん、喜んでくれたんやな」
「当り前よ。お父さんね、メッセージを読んでからしばらくの間、
鳳凰にみとれていたわ」
おしゃべり好きの母の話はいつものように脱線し、
なかなか話が尽きなかったが、
ようやく電話を切ることができた。
母の声が聞こえなくなると、
今度はお父さんの姿が浮かんだ。
今頃
座敷に胡坐をかいて愉快な顔で
お父さんはビールを飲んでいるのかなぁ…
その横で、あの真っ赤な鳳凰は羽を休めていることだろう…